高卒30代が工場勤務をやめたいと感じる理由
sama-samaです!
今回ですが現在30代で高校を卒業後から10年以上同じ職場で工場勤務をしているわたしがこれから就職する方や20代で工場勤務で労働をしていてくすぶっている方に読んでいただけると幸いと思い綴ります!
高卒工場勤務
結論からいうときついです!笑 特に30歳を過ぎてから!
工場勤務といってもいろんな工場があります。
高校を卒業後、就職先に工場を選ぶという人も多いまたは就職したという人もいると思います。
工業系の高校であればなおさら多いのではないでしょうか?事実私の働く職場もほとんどの人が工業高校卒業後に就職をした人です。
中には商業高校や普通科の高校を卒業して働いている人もいます。
高卒の工場勤務をしている人は交替制の仕事をすることが多いと思います。(特に地方の工場)
時間は一例ですが似たような勤務体系になると思います。日勤の工場もありますが多くは交替制になるのではないでしょうか。
高卒工場勤務の場合、やはり肉体労働となり肉体的な負担が大きくなりまた、交替制のため生活リズムが不規則になり精神的にも負担がかかることが多いです。
不眠や肌荒れといった症状や特に精神的に追い込まれるとうつ病を発症する人もいます。
工場勤務デメリット
工場勤務をする上でのデメリット一覧です。
簡単に思い浮かべてみただけでもこれだけあり肉体的にも精神的にもよくないのがわかると思います。
交替制のため生活リズムが狂う
生活リズムが狂うと人は不眠症を起こしたり、肌が荒れたりしますよよね。それにより悩みが増えうつ病になってしまうこともあります。
女性でも工場勤務をして夜勤をして肌荒れ等に悩んでいる人は多いです。
土日休みではない職場が多い
土日休みがない場合家族や友人、恋人などと予定が合わないことが多いです。
最近では有給休暇を推奨しているためとることができれば日程を合わせることも可能ですがまだまだそのような企業は少ないです。
同じ職場で仲のいい人がいたとしても交替制だとシフトの関係で時間を合わせるのも難しいでしょう。(自分が夜勤、仲のいい人が日勤など)
職場環境がよくないところが多い
まずは屋外での作業もあるということです。そうなれば夏は暑い中さらに肉体労働をし汗水流し働くことになりシャツなんかはびっしょりです。
冬は外気と直で触れるため極寒です。動いて暖まりますが、暖まり休憩をはさみまた外気に触れる。これを繰り返すのは身体によくありませんよね。
また、建屋内の作業だとしても工場の場合は広大な建屋で作業をします。
その広大な建屋内全部を暖房やクーラーで適温に保っているという工場はそうはないと思います。
しかも、工場というのは生産第一なため製品上その生産されているものが気温に影響するのであれば製品に合わせた室温になります。
また、有害物質に触れる機会の多い職場もあります。
粉塵が宙を舞っていたり有毒なガスが発生したりして防塵マスクや防毒マスクを着用しての作業になることもあります。
これらの有害物質は直接人体に悪影響を与えるものもあれば体内に蓄積されなにかの病気の要因になることも考えられます。
肉体労働なため腰や膝などに負担がかかる
肉体労働では重量物を運んだり立ちっぱなしということが多いです。
重量物を持つことにより腰を痛めたり立ちっぱなしにより膝を痛めたりすることもあります。
危険と隣り合わせ
有害物質と触れる機会があるのも危険と隣り合わせなのですがその他にも工場では重機が行き来するような職場もあります。
重機にはトレーラーやショベル、クレーンなど工場勤務をしていない人が日常で目にすることのないような大型の乗り物があります。これらに衝突したり轢かれたりすれば人間はたまったもではありません。
また、高所での作業により墜落、動き回ることにより転倒や回転体により挟まれ事故や巻き込まれ事故などが起こりうるのです。
毎日同じことの繰り返し
言葉の通り同じものの生産、製造を続けていくのが工場での主な作業になるためマニュアル通りにことをすすめるので飽きてしまいます。
ロボット化、AI化が進み将来的に人が行う作業がなくなる
10~20年後に、日本人の労働人口の49%が就いてる職業においてロボットやAI(人工知能)が代替することが可能。
参照:野村総合研究所
こちらに限っては工場勤務の人だけが関わる問題ではありませんが単純作業の多いラインの生産などはロボットが代わりを担うということも遠い未来の話ではないです。
ロボット化やAI(人工知能)の活躍により画期的な飛躍をみせる場面も多いでしょうがメンテナンスを行うような人材は必要になります。
そのようなポジションに就けるスキルがあればいいでしょうが普段マニュアル通りの作業をこなしている作業員には普通に考えて無理だと思います。
工場勤務メリット
工場勤務メリット一覧です。
平日休みでできること(やりやすいこと)が多い
役所や病院など土日休みを利用する場合人が多く混雑していたり、そもそも土日に取り扱いがされていないことがある機関もあるので平日の休みを利用していけます。
ショッピングや映画などの娯楽施設の利用も土日より空いてる時間帯にいくことができます。
高卒でこれといったスキルがなくても給料がいい
高卒だとよほど高校時代に卒業後にやりたい仕事がない限りたいした資格を取得し卒業をむかえることはありません。高校時代に授業で強制的に取るような資格は工場勤務でそれほど役に立つようなものはないでしょう。
しかし、これといったスキルがなくても工場勤務の給料は高卒では高い傾向にあります。基本給はそれほど高くなくても夜勤手当や残業手当が出るため決して悪くはありません。
大手の工場であれば高卒の平社員でも定年間近には年収1000万円近くもらえる企業もあります。
ただ、今の高校生や20代のひとが40年後にそのような状況にあるかはわかりません。
マニュアル通りに仕事をこなせば給料がもらえる
考え方によっては決まったことをひたすらこなしておけば給料はもらえます。
営業職のように取引先に出向くこともなければ、接客業のように毎回知らないひとの相手をすることもないためコミュニケーションがあまり得意でなく同じことの繰り返しが苦でないひとは向いているかもしれません。
定時で帰れることが多い(他業種に比べ)
工場勤務で交替制の仕事の場合、自分の勤務時間が終わればその後に次の番割のひとと入れ替わるため定時で上がれることが多いです。
不幸事など急な休みが入ってしまったときに代わりにそのひとの分も働かなければならなくなりぶっ通しで勤務に従事することもありますが営業後の資料作成や持ち帰りの仕事がないという点はメリットともいえます。
会社をでてしまえば仕事は終了です。
スーツを着なくていい(身だしなみに気をつかわない)
サラリーマンというとスーツをビシッと着こなしオフィスに向かうようなイメージがあります。(わたしも高校時代はそう思っていました)
しかし、工場勤務では会社に着けば作業着に着替えるので通退勤時の服装はなんでもかまいません。ジャージでもいいです。
(中には厳しい工場もあるそうですが)
身だしなみという点では髪を染めていようがピアスを開けていようが大丈夫です。ヘルメットを被るので寝ぐせがついたまま出社しようが気にすることもありません。
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工場勤務においての向き不向きについて
デメリットとメリットをふまえて工場勤務にあたるについて向いてるひとと向いてないひとがいます。
上記のようなひとが向いている職種と思われます!
肉体労働や夜勤など交替勤務があるとやはり体力は必要です。将来どうなるかわからないにしても普段から何らかのスポーツをしているひとは動きが違います。わたしの経験上関わったことのあるひとですが。笑
また、ひとはいつ病気になるかわからないですが持病のあるひとは工場勤務はおススメしません。
職場環境がよくない工場も多いため体への影響が出てくると普通に働くことが困難になる恐れがあります。
単純作業が多いのでその職場でしか必要とされないスキルしか基本身に付きません。
年を重ねるごとに転職は不利になるのに他業種で活かせるスキルが身に付くことはありません。やりがいを求めるのであれば自分の持っている強みを活かせる仕事に就くのがいいでしょう。
コミュニケーションを大事にしたいというひとも向いているとは言えません。毎日同じひとと仕事をするので決まったひと、場所での作業になります。
人との関わりをもつ上で謙虚さと自信を兼ね備えているひとは営業職や接客業が向いているかもしれません。
まとめ
・交替勤務の職場が多い(お盆や年末年始も関係なく出勤)
全ての工場が上記に当てはまるわけではありませんが、類は友を呼ぶじゃないですが友人には工場勤務をしているひとが多いです。
聞いた話と自分の勤め先とを比べてみてもどの工場も勤務体系や職場環境は似た感じです。
工場勤務が悪いとは思いませんがこれから就職、転職を考えているひとは参考までに!
わたしは工場勤務を定年まで続けていく自信がないです!笑 定年も何歳になるかわからないですし。
定年前のひとも肉体労働をしていますがそのようなひと達は本当に尊敬します!だからといってそこを目指したいとは思っていないのですが。笑
わたしもこの先どうなるかわかりませんが何のスキルもないのでブログを立ち上げ、普段パソコンに触れることも滅多にないため少しでもパソコンに慣れていずれは工場からの脱出を謀りたいと考えています!笑