高卒30代が語る工場勤務がつまらないと思う理由

2021年2月7日

sama-samaです!

 

 

工場勤務は巷ではつまらないとよく聞きますが現役工場勤務をしているわたしがいったいどのようなところがつまらないと感じているかを記事にしたいと思います!

 

また、友人にも工場勤務をしているひとが多いので(類は友を呼ぶ)そのようなひとから聞いた話もおりまぜながらはなしていければと思います。




施工管理

工場勤務がつまらないと思う理由① 同じことを繰り返す作業が多い

 

工場勤務をしているほとんどのひとが思ったことががるでしょう。

 

現場オペレーターやライン工であればなおさらだとお思いますが一日中同じ作業をします。

 

それが毎日続くわけですから単純に飽きてしまいますしやりがいも感じられません。

 

仕事をやり始めたころは覚えることもあり、また覚えていくことにより仕事をしているという感覚がありますが誰でもできるような仕事なため慣れると意識が別のところにあっても作業をこなせるようになります。

 

 

替えはいくらでもいる

実際わたしは精神面で体調を崩し休職した経験があります。

 

同じことの繰り返しで病んでしまいました。

 

 

しかし、だれでもできるような作業、毎日同じことの繰り返しでは褒められても全くうれしくありませんでした。

 

確かにスピードでいえば長年やってきた作業だったので早かったかもしれませんが99.9%のひとが数か月もすればできるようなことでした。

 

わたしがやっていた業務はひとりで10年以上やってきた作業だったのですが当たり前のことながらわたしが休んでいようと会社は稼働していました。

 

結果、そう考えると工場勤務をしているひとはほとんどが替えがきくというわけです。

 

 

やりがいがない

 

製造業は当然なにかの製品をつくり、だれかのもとに届けてはいますが顧客にその商品がわたっているところを目にすることがありません。

 

半導体やなにかの機械の部品の製造であればなにに使用されているかもわからないかもしれません。

 

後工程で完成品の製造であれば「こういうひとがこういうときに使うんだな」というのがもしかしたら想像でき、そこにやりがいを見いだすことができるかもしれませんが多くはそのようなことはないんじゃないでしょうか?

 

 

やりがいについて文章にしましたが友人に塗装業を営んでいるひとがいます。

 

塗装するのは壁や床、屋根など多岐にわたるそうですが一連を通して最終的にお客様に提供するまでのすべてを見ることができるので満足してもらえると楽しいのではないかとやりがいを感じられるのではないかと思いました。

 

その友人はつまらないと言いほかの事業に取り組むらしいですが!笑

 

 

やりがいはひとそれぞれではあるけどこの対「ひと」という部分がわたしにとってつまらないと感じるひとつです。




【工場ワークス】

工場勤務がつまらないと思う理由② 人間関係が面倒くさい

ひとりで作業をすることが多いですが休憩時間や食事休憩、ミーティングなどずっとひとりというわけではありません。

 

部署によってはチームプレイの職場もあります。

 

つまらないと思う部分に同じ部署の同じメンバーとずっといるので気の合うひとがいないとつまらなく感じることがあります。

 

 

また、決まったメンバーで作業をするということは数人のチームで作業をすすめていく中でメンバー内のだれかとささいなことでも険悪なムードになってしまい仲が改善しないまま働くことになることもあります。

 

その場合、そのひとたちだけでなくほかのメンバーも気を遣い仕事効率があがらないなどひとりのやる気だけでは解決できないようなこともあります。

 

工場では古い工場ほど年功序列の考えがあるところが多いです。

 

年配のひとが気に入らないひとがいれば若手社員もその意見に賛同し精神的に疲れてしまいます。

 

ほかに経験上、部署内での陰口が多くつかれてしまいます。

 

どのような会社でもあることかもしれませんが、肉体労働でからだも疲れているのに精神的につかれるようなことに巻き込まれるのがしんどいです。

 

長年働いているので自分も知らぬ間に陰口をいっているかもしれないし、言われているに違いありませんがそう思うと疲れてしまいます。

 

 

退職理由でも常に上位に人間関係がはいっています。

 

給料がよくても人間関係がよくなければやめたくなるのが人間の心理です。

 

工場勤務であれば限られた人間関係の中で性格上、合う合わないがあると抜け出すのは困難といえるのではないでしょうか。

 

 

工場勤務がつまらないと思う理由③ スキルが身に付かない

工場勤務をしているとその工場でしか扱っていない設備の知識(だれでもできるようなもの)しか身に付かず転職しようにもこれといったアピールするものがありません。

 

同業種であればチャンスはあるかもしれませんが同じような職種で働くということはそのスキルを活かすことになるので、結局同じような仕事をし毎日つまらないと思いながら働くことになる可能性が大きいです。

 

スキルといってもITスキルのような高度なものは当然なく、営業や販売をしていれば身に付くような対人スキルやセールススキルも身に付くこともありません。

 

飲食のように調理のスキルや接客のスキルが身に付くこともありません。

 

工場勤務を長年していて転職するといっても全くといっていいほど役に立つスキルがありません。

 

危険物やフォークリフトなど乗り物の資格があるかもしれませんがその資格を活かすのは同じような職種に就くことになる可能性が高いと言えます。

 

 

まとめ

 

現役工場勤務がつまらないと思う理由

  • 同じ作業を繰り返すことが多い
  • 人間関係が面倒くさい
  • スキルが身に付かない

 

同じ作業を繰り返すことにより仕事に飽き、やりがいも見つけられません。

人間関係も一度崩れてしまうとなかなか元通りにはならないし、周りのひとも巻き込んで疲れます。

工場勤務をするうえだけでのスキルしか身に付かず転職が厳しくなる。

 

製造されたものが世のためひとのためになっていることは間違いありませんが工場勤務を考えているひとは参考までに!


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